ディレクションって何すんの?

ひっさびさにブログを更新することにしました。

今回からはディレクション周りとかについても書いていこうと思います。

やっぱりよく聞く声としては、「案件をとった後に何をすればいいのかわからない」という方が多かったからです。

そもそもディレクターというととても難しそうに聞こえますが、最低限やるべきことさえ抑えてしまえばあとは実務で経験を積んでけばいい状態になります。

今回はそんな謎に包まれたディレクションについて書いていけたらと思っています。

ディレクションの進行の仕方

まずディレクションの進行の仕方について簡単にまとめてみました。

以下のような手順で進むことが多いです。

  • 受注後のヒアリング
  • 素材集め
  • 市場調査・競合調査
  • キーワード選定
  • ヒアリング詰め(都度確認することも多い)
  • ワイヤーフレーム作成
  • ワイヤーの確認・修正
  • デザインカンプの作成
  • 写真の撮影(必要な場合)
  • デザインカンプの確認・修正
  • コーディング(HTML・CSS・JavaScript・WordPress)
  • テスト環境にて動作確認
  • 納品
  • 保守・運用
  • 改善

案件取った後にすぐ取り組むべきこと

本当に大変なのは「案件をとった後」です。

ここが分かっていないと、案件をとった後に「炎上」といった形で事故につながる可能性もあり、最悪の場合損害賠償の問題になることもあります。

ここで最低限の項目を押さえておくことで、案件の進行をスムーズに行えるように準備しておきましょう!

必要な素材を全て揃える

無事受注が決まって一安心ではなく、受注が決まった瞬間から取り組むべきことがあります。

それは、Webサイトを作成するために必要な素材を「すベて」揃えることです。

全てです。

一個の抜け漏れもなく一刻も早く揃えるようにしておくことが重要です。

必要なものは、以下のようなものが挙げられます。

必要な素材一覧

  • 会社情報(パンフレット・会社案内・リニューアル前のサイト情報など)
  • 画像データ
  • ロゴデータ
  • テキストデータ
  • 競合情報
  • SNSアカウント情報
  • ドメイン情報(サーバーがなければ契約してもらい、WordPressのインストールまでやってもらう)
  • 参考サイト情報(最低3つ)
  • 連絡手段の確保(時間・ツールなども含む)
  • 名刺情報

最低限以上の項目については「絶対」にすぐ確保しておくようにしましょう!

ではいつまでに揃えればいいのか。

おおよその目安になりますが、案件受注後「1週間後」までにはこれらの素材が出揃った状況にしておくようにしましょう!

先方には宿題という形で依頼し、必ず協力してもらうようにしてください。

ディレクションはいかに「グリップ(主導権)」を握るかが重要です。

先方からではなく、自分から積極的にアクションを起こして案件を進める推進力になるくらいの心持ちで取り組んでいくようにしていきましょう!

次回

次回は「ヒアリングの進め方」にいて書いていこうかと思います。

ヒアリングは最も重要な工程で、ここでの詰めが甘いとクレームの原因になったり、目的が達成できないサイトになってしまうのです。

次回の更新もお楽しみに!

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